今夜の私の住む新潟はひどい天気です。夕方の6時時点では積雪が
無かったのに帰宅時の11時半は多いところで10センチもの
積雪それに加えての強風ひどい天気ですが、スノーシューを経験した
おかげで楽しかったりして?
ところで、ブーツですがブーツトップ、フットともにかなりしっかりした牛革を
使用しています。
このメーカーの特徴はトゥのスティッチパターンで、フロントおよび
バックのタングでもすぐにそれと認識することができます。
本国ではレイ・ジョーンズを説明する時に一部では不恰好な、洗練されて
いないなどと言われる一方、派手さはないが妥協しない優美な完全主義
を貫いたブーツと高く評価されているようです。
よく使い込まれていますが、細部にいたるまで特徴を持っているブーツだと
思います。
トップには依頼者のイニシャルが入っています。
このような高く評価されるブーツはいつもコレクターの垂涎の的です。
次回はハイエンドなブーツではなくロゥエンドなブーツの予定です。
どこかで見たような?もしかすると中には私よりも長く世の中に
存在しているブーツもあるのかもしれません。
これから新しくブーツを買いたい人にはまったく参考になりませんが、
修理を通して物を大切にする気持ちを伝えて行きたいと思います。
このブログを通してお知り合いになれた方々及び修理を依頼された
方々に心から御礼を申し上げます。
みなさま良いお年を!
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タラーン!すばらしいでしょ!これもお客様のもので、修理ができあがった時に
撮影したのですが、残念ながら色が白っぽく撮れてしまいました。
新しいカメラ まだまだ使いこなすには時間がかかりそうです。
いったいどうなっているのかな?クロコダイルのうえにさらにクロコダイルのウイングチップ
けっして分厚くならないところが技術なんですね~
ところでこのブーツ、洋書で見た方も多いと思いますが、左に紹介している
「COWBOY BOOTS The Art & Sole」の192ページにあるのと同じものです。
両足のトップの外側についているのはカービングされたマンモスの牙だそうです。
一番下にはダイアモンドが埋め込まれています。
このように少し前までは考えつかなかったアイデアや革を使用した新しい技術のもとに
生まれてくるブーツに今後も期待をしたいです。
オリジナルとはかなり違いますがこんな仕上がりです。
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私の住む新潟市は雪がちらついたこともありましたが、積もってはいません。
体が寒さになれていないこの時期はとくに寒く感じられますね。
さて、1980年代中頃に発売されたトニー・ラマ 「El Rey」 コレクションの一足です。
フレンチカーフとゆうことでとてもいい輝きをしています。
ただあくまでもトニー・ラマ社が表示しているもので本物のフレンチカーフかどうか
定かではありません。
いわゆるゴールド・レーベルやこのエル・レイにはこのようなものが付いていました。
こちらは Gold Label
ついでにスペインのメーカー Tony Mora
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このブーツは「El Dorado」の最近あまり人気のないと言われるリザードの
ブーツです。私が新潟で仕事を始めた1990年ころは初めて買うブーツは
リザードの黒!とゆう人もめずらしくありませんでしたね。
エル・ドラドの箱やその他の表示によると、SMITHVILLE,DALLASとあるので
どうやらテキサスにある(あった)メーカーのようです。私の推測では
J.Chisholm と関係がありその高級版ではないかと修理を通して感じました。
通常、筒(シャフト、トップ)のステッチは表から裏のライニングに達していますが、この
ステッチは表側にあるだけでライニング側には出ていません。このようなものは
まったく珍しくありませんが、私が見た多くのこのようなタイプのブーツは筒の部分が
自立することができずにふにゃふにゃな状態になっているものが多かったです。
これらのブーツがすべてそうなるわけではないと思いますが、ステッチは装飾だけ
でなく補強を兼ねていると言う人もあるように筒をしっかりさせるためのものでは
ないでしょうか。
これを手に入れたのは15年以上前だったと思います、某有名洋品店の一応セールで
半額!さぞかし安く買ったのでは?しかし日本では馴染みのないこの「el dorado」
上代がトニー・ラマあたりのなんたって倍以上でしたからせっかく半額にして頂いても
お高いお高い。あとはその出来ばえや履き心地なんでしょうがそれは???です。
最後に今回の山はブナが多く黄色く色ずいた落ち葉が目立ちました。
これらは沢に落ちたもので木についたまま光にあたる葉もきれいですが
いろんな色が混じりあった濡れた葉もまたきれいでした。
古いJustinのブーツです。このインレイをはこんな花ではないかと
勝手に想像しています。
おそらく元々日本にあったものではないと思います。
名前は知らないんです。
こんなふうに線路沿いにたくさん咲いています。
新潟駅方面から電車がやってきました。以前はディーゼルの列車が通っていて
そのもっと以前はSLも走っていました。
二階の窓から走り去る「山の手線」風の電車が通り過ぎて行くのを
撮ってみました。こんな時はテレビの音は聞こえませんね。
ちなみにストラップはクロスのインサイドでこれがVintageの雰囲気を
出しています。あまりコンディションの良いブーツじゃないのでほかの
ディテールは省略。
ストラップ 前回に引き続きやってみました。
これは San Antonio 時代のルケーシーです。
良く見られるいわゆる「ケネディーストラップ」です。
先端が「バカボンのパパ」の鼻のようになっているのが特徴です。
この様に時代によって各パーツの変化が分るのも楽しいですね。
ただこうゆうタイプのストラップは強く引っ張ると裂けてしまうことも
良くあるようです。やはりループタイプが一番良いようです。
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